初回の 診察の話し
彼女の夫に 今すぐ
この場で 連絡を
して下さい と 主治医に
迫られたとき
わたしは 2~3度 拒否した
うまく 喋れなかったので
ノートに 彼は 二重人格
彼は 受け入れない
離婚されたら 行く場所ない
と 殴り書きし 涙を
ポロポロと 流しながら
電話は 出来ない
言えないと 訴えた
それでも 先生は
険しい 表情で
電話番号 言って下さい
と わたしに 迫った
(今まで にこやかな先生しか
見たことか なかったことと
男性が 怖いということもあり
恐怖心で いっぱい だった)
わたしの口からは
とても 言えない
先生が 連絡してくれるなら
と 妥協し 電話番号を 書いた
先生は その場で すぐに
彼女の夫に 電話した
わたしのいる 目の前で…
わたしの辛さは
このときが
マックスで あった
隠していたのに
知られてしまう
しかし この時 彼は
仕事で 手が 離せず
先生は かなり長く
呼び出しを 待ったが
電話は 繋がらなかった
わたしは 少し ホッとした
どんな反応を されるか
今 聞くことは 免れたから。
失立、失歩、失語という
3つの 症状が 出ており
とても 一人で
帰れる状態ではないと
判断した 先生は
わたしに 隣の部屋
(ベッドありの 個室)で
少し 休んでから
帰られますか?と
やさしく 声をかけてくれた
わたしも もう 歩けないと
判断し 頷き 遠慮なく
横にならせてもらった
1週間 ろくに 寝ていなかったが
横になっても 眠気すらなく
ただただ 悲しくて
彼女の親に 彼女が
負けた気がして
ひとり 泣いていた
どれくらいの時間を
そうして 過ごしたか
見当も つかない
しばらくすると 折り返し
病院に かかってきた 電話で
先生は 彼女の夫に 奥さんには
二重人格の 症状が 出ています
出来れば 今すぐ 奥さんを
迎えに 来てください
と 言ったことを
後から 聞かされた
(人手が 足りず どうしても
仕事を 抜けられず 代わりに
翌日の 休みを とった様だった)
なんとか 病院の会計を済ませ
薬も もらい 休みながら
帰宅して しばらく経った頃
自宅の 電話が鳴った
帰っていたら すぐに
電話をちょうだい!
という 彼女の 夫の
メッセージが 聞こえた
もう 知っているのだ…
彼は 中身が 今までの
妻ではないと 知っているのだ
わたしは パニックになりかけた
しかし 処方された 安定剤を
服用していたため 少しは
冷静に なることが 出来た
先生は その状態で
ひとりで 帰れる!?と
何度も 聞いてくれていた
彼女の夫も 先生も
心配しているだろう
ということは わかったので
勇気を出して 彼女の夫に
電話をし 帰宅しています…
と 震える声で 伝えた
いま 隠す必要もなくなり
ふつうに 食事が 摂れており
わたしの方も 彼女の一部だと
認識できた ことで 少しだけ
余裕が 出てきたため
この日のことを 彼に 尋ねた
二重人格です と言われ
どう 思ったか?と 尋ねると
「やっぱりな、、」と
思ったそうだ
様子が おかしかったことは
初日から 気づいていたそうだ
入院は したくない!
家事もする!洗濯も
料理も なんでも するから
この家に 置いて下さい!!
必ず 彼女を 取り戻してみせる!
うまく 喋れないなか
この言葉だけは しっかりと
彼女の 夫に 伝えた
気の毒に 思ったのか
先生は 入院して 少し ゆっくり
休んだ方が いいと 言ってたけど…
自分も無理に 入院は させたくない
したくないなら 明日
自分も 付き添って
入院せず、治療できないか
聞いてみるから
その方向で いこう
ダメなら ダメで また
そのときに 考えよう
そう 言ってくれた
安心感からか この日
わたしは ようやく
眠ることが できた
ただの 軽い 安定剤なんかで
治るのか 正直 不安だった
わたしは わたしに なってから
ネットで 解離性障害のことを
少し 調べていた
(幼少期のトラウマと大きく
関係していることなど)
そして 彼女の記憶を
きちんと 保持し
見知らぬ土地にいたり
見知らぬ 洋服を
着ていたりしたことが
一度も なかったため
恐らく 内在性解離
であろうと 思われた
名前、年齢、性別が違うなど
独立した 人格が
いるわけではないが
自分で 記憶や 行動を
コントロール出来なかったり
今までの 自分とは
異なる 考えをもつ
軽度の 解離 ということの
ようである
だから 自宅や 病院の
場所も 覚えていたし
彼女の 友人たちのことも
覚えていたのか…
わたしは 自分が 誰か わからず
自分が 恐ろしかったけれど
薬を飲んで 1週間が経ち
わたしは 彼女の 一部なのか…
辛すぎたから 解離して
別の強い 人格を
生み出したのか…と
ようやく 納得、理解した
そして 何も 感覚が なかったが
ここ2日ほどで 嬉しい
楽しい という 感覚を 少しだけ
取り戻すことが できた
(彼女の 喜怒哀楽の
半分にも 満たないけれど)
きのうの 診察で
家族には 敬語で
話し 会話していること
わたしは 落ち着きを
取り戻してきているが
家族のことは まだ
他人のような 感覚で あること
きつい薬は 自宅に なかったが
未遂とはいえ 彼女は
くすりを 飲もうとしたから
今すぐ 彼女を 戻すと
わたしは 守りきれるか
保証がないことを 伝えた
あのときは わたしの
言うことを 聞いてくれた
しかし 彼女は あまりに
傷つき 絶望していたから
先生も その点は
慎重にした方が いいと
考えている 様だった
しかし 確認のため
こう 尋ねられた
「彼女に 戻る気がない
このまま 表に 出ていたい
と言うことは ないですよね?」と
わたしが わたしでいる限り
彼女は 心も体も
傷つきはしないが
戻ってくる 確率も
下がってしまうのだろうか
と思ったが それは さすがに
聞けなかった
わたしは 「 それはないです」
と 先生に こたえた
彼女の子どもに 母親を
返してあげたいと 思っている
悲しんで 涙を 流し
彼女の 帰りを 待っている
友人たちのためにも
そして 自分自身のためにも
戻らなくては いけないと
思っている
しかし 実のところ
100%ではなく
1%くらいは このままで
居たい……という
弱さもあり 先生に それを
見透かされた気がし
大いに 反省した
この1%の 気持ちは
あっては ならない
気持ちであると 思っている
自身の戒めのため
ここに 記録
しておくことにする
★節約とは 何の関係もないのに
読んでいただき 感謝している
おトク、節約、料理に加え
病気についても 時折 触れ
彼女を…ほんとうの自分を
取り戻したいと 思う
そして この恐ろしい出来事も
今後の 人生の 糧に
したいと 考えている
節約とおトクの話しではないが
応援してもらえると
励みに なると 思う
↓
人気ブログランキングネットでお買い物なら
ハピタス経由がオススメ☆
300円から手数料無料で
交換できます^ ^
↓

無料でモラえたり 送料負担のみで
タメせる おトクな モラタメ
↓

対象商品のレシートを 送信すると
ポイントがたまるお得な itsumon
ミスドやサーティワン
ケンタなどで ポイント使えます♪
↓

外食やお買い物がお得にできる
ファンくる
こちらからの登録で300円分
ポイントつきます!
↓