毒親とぜんそく 2
- 2018/09/14
- 18:19
つづき です。
私は 時計を じっと見つめていました。
病院が開く時間を あと ○時間
あと ○分と 考えながら
ぜんそく発作と 闘っていました。
そして ようやく
診察がはじまる 時間に!
これで 楽になれる!!!!
そう思ったものの
息は荒く 自室から一階へと続く
階段を降りることも
困難な 状態に なっていました。
転がり落ちないように
気をつけながら 一段
もう 一段と ゆっくり
座りながら 移動しました。
なんとか 一階まで 自力で
降りられたものの
もう 病院まで 歩く余裕は
全く 残っていませんでした。
勇気を出して 母親に 言いました。
おんぶして欲しい、、、と、、、。
玄関先で もう歩けない、、
お願いだから おんぶして、、
力なく 勇気を出して
頼んでみたけれど こたえは
ノー でした、、、、。
「5年生にもなって
何を甘えてるの!!!怒
自分で 歩いていきなさい!!!」
大人になった今 思うのです。
救急車 呼んでやれば
良かったな!って。
世間体が何より 大事な母に
動揺を与えられて 自分も
楽になれて 一石二鳥 だったのにね。
真面目な私は そうはせず
渡された財布を 握りしめ
ひとり 自宅を 出ました。
しかし 数歩あるいたところで
呼吸困難のあまり
しゃがみ込んで 全然前に
進めなくなりました。
ゼーーーー、、、、、
ゼーーーーーーーー、、、、
どんなに 深呼吸しても
もう 身体に酸素は
入ってきませんでした。
偶然 自宅前を 通りかかった人が
驚いて 声をかけて くれました。
どうしたの!?!?!?
あなた 大丈夫!?!?!?
全然 ちっとも 大丈夫では
なかったですが
大丈夫だと 返事をしました。
ダイジョウブ デス
この一言で 酸素を 消費し
さらに 苦しくなってしまいました⤵︎⤵︎
あなた!唇 むらさき色よ!!!
全然 大丈夫じゃなさそうよ!!!
通りかかった 見知らぬおばさんは
もちろん 親切で
声をかけて下さったのですが
この時の 私には 迷惑でした。
人に助けてもらって 病院に
行ったりした日には、、、、
鬼母に 何て言われることか、、
大丈夫デス!を 装うため
致し方なく 立ち上がり
ウソくさい笑顔で
ダイジョウブです、、、
ゼーーーーハーーー
ゼーーーーハーーー
なんて 痛々しい子どもでしょう、、
おばさんは でも、、、💦💦と
随分 気にかけて下さいましたが
私は 母に怒られたくなくて
必死 だったのです。
会話をしたことで 余計に
酸素を使ってしまい
意識朦朧となりました。
おばさんは 気にしながら
立ち去ってくれました。
(おかしな表現ですが このときの
私の正直な気持ちです。)
なんとか 病院まで
歩いて行かねば!!!
再び 覚悟を決めましたが
寝ていないのと 酸素不足で
薄らぐ意識、、、、
根性だけは ある方なので
考えました。
どうすれば 意識を保って
病院に 行けるのか、、、
腕に 自分の爪を突き立てて
数歩あるいては 休み
しゃがんでは 立ち、、、
爪を立てつづけながら
普段は1~2分の距離を
25分もかけて 病院へ、、、
しかし 病院に 辿り着いた
安心感からか もう 一歩足りとも
歩くことが 出来なくなって
しまい 病院の扉を 開けることなく
力尽きて しまいました。
どーしよーー、、、、
もう ドア開けて 中に入る
体力も気力もない、、、
長くなったので
つづきは また
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