健忘と夕飯
- 2021/04/19
- 23:04
きのうの夕方
わたしは 疲れきっていた
前日の夜 悪夢にうなされ
ろくに 眠れていなかった
ひどい 疲労感とともに
イヤな予感が した
「わたし」が
消えそうな 予感
恐怖を感じつつも
きっと 疲れのせいだろう
ちょっと 夕飯まで 休もう…
そう思い 少し休むね と
ご主人に 告げ 布団に 入った
スマホで 漫画を見て
ゴロゴロしていたら
それは 突然 やってきた
消えそうな予感 から
「消える」という 確信
猛烈な 不安感と 恐怖が
突然 わたしを 襲った
(言葉では 上手く説明出来ないが
とにかく 猛烈に こわかった
発狂しそうなくらいの 恐怖)
ギャァァァァー!!!!
(声には 出していないが
心の 叫び)
本当は 声に 出したいくらい
こわかったが なんとか
理性で 抑えた
何もないのに 突然 震えて
恐怖のあまり 涙が
ボロボロ こぼれた
得体の知れない 恐怖が
あっという間に カラダを 支配した
(さっきまで ゆったり 横になり
漫画を 読んでいたというのに!
全く ワケが わからなかった)
いま 「わたし」か
どうか わからない!!!
うっうっうっ(泣)
彼女なの!?!?
彼女に なったの!?!?
(自分で自分に 問いかける)
そして 次の瞬間 こう 思った
「わたし」って だれ??
「かのじょ」って だれ??
わたし……わたし……
わたしの なまえ……
なまえ………
なまえ……わからないっ!!
じゅうしょ……わからない
でんわ……わからない……
脳内に 浮かぶのは
なぜか 全部 ひらがなで
このカラダ(本体、肉体)のなまえも
すっかり 忘れてしまっていた
恐ろしいことに
忘れていたのは
それだけでは なかった
「なにも わからない」
「なにも おぼえていない」
ということに 気づいた
このときの 恐怖は
半端ではなく
何も わからないことで
パニックとなってしまった
子ども部屋には 子どもも居たが
自分に 子どもがいることさえ
忘れてしまっていた
布団から 飛び出し
廊下を せわしなく
行ったり 来たりを 繰り返した
(落ち着け!落ち着け!
ここは…ここは… 家だ
自分の家だ と
必死に 言い聞かせたが
こわくて 涙が 止まらない)
ううっっ、、、
うっうっうっ、、、
リビングに行き ティッシュをとり
グシャグシャになった涙と鼻水を
拭って 一生懸命 考えたが
自分が 誰なのか どうしても
思い出せなかった
ご主人は ゲームをしていた
それを見て 思ったのは
「このひと だれだろう???」
ということ だった
(おとなのひと
おおきな ひと
おとこの ひと
これ以外 わからなかった)
誰か わからない人に
話しかけることも 出来ない
同じ家にいる ということは
知っている人のはず
そう 思ったが 声をかける
勇気は 出なかった
頭の上の方から
「おとうさんヨ」という
声が 聞こえた
おとうさん…???
背後から ゆっくり 近づき
ご主人の横顔を 見た
「こんなひと しらない!!!」
すると 頭の上の方から
また 声が した
会ってるでしょう!
前に 会ってるでしょう!
食品整理をしたとき
会ってるはず!!
ここで ようやく 「何となく」
お父さんのことは 思い出した
あのときの人か…と 思った
「あんしん、あんぜん」という
言葉の 文字も 頭に浮かんだ
(しかし 夫婦であること
夫であること までは
理解できていなかった
ただ お父さんと 呼んでいる人
多分 知ってる人という程度)
しかし 100%は 信用できず
自分が 誰なのか
わからない ということは
伝えられなかった
(分からないということを
知られてはいけない
知られたくない という
意識が 強く 働いていた)
ともだちに そうだん する??
と 思ったけれど 肝心の
その ともだち とやらの
名前も顔も 電話番号も
何ひとつ 覚えていなかった
(スマホの存在も 忘れていた)
頭の中は 壁紙と同じで
真っ白だった
なんにも 覚えていなかった
自分の すべてを
忘れてしまった
その ショックのあまり
立っていられなくなり
泣きながら 再び
寝室に 戻った
どうしたらいいのか
わからなくて 泣いていると
「くすりを のんで」
という メッセージが あった
足に 力が 入らず
ヨロヨロと 泥酔者のように
よろめきながら 歩いて
キッチンに行き コップに
水を 入れた
(手が 震えて たくさん溢した)
どんな くすり?
どこに あるの??
そう 尋ねると
「あんていざい」
「おとうさんが もってる」
と 言ってきた
こわい きけない と言うと
ご主人の 薬入れの場所と
袋の 映像を くれた
中を 漁って 探したけれど
沢山あって どれか わからず
見つけられなかった
(別の場所に 保管していたのかも?)
ない!ない!わからない!
と 泣きながら 訴えると
こっちにもある と
キッチンに 案内された
(後から わかったが
先日 通院した際
1週間分 もらっていたため
まとめて 飲ませないために
なるべく ご主人から
1錠 渡してもらいたかった様だ)
これまた 種類が多く
(アレルギーの薬、漢方薬など
いっしょに 入っていた)
たくさん 袋に入っていて
どれか わからなかった
いつもは 専用の 薬棚に
きちんと 仕分けしているのに
今回に限って そのままにしていて
運が 悪かったと 思う
パニックになりながら
どれ!?!?と聞くと
「いちばん ちょっとしか
入っていない ふくろ
みずいろの やつ」という
これ???
「そう!それ!」
いくつ のむの??
「ひとつ」
こうして 何とか
安定剤を 飲むと
「おふとんのところに いって」
と 指示が あったので
その通りに した
20分くらい?経ったころ
こわくて 仕方がなかったのが
落ち着いてきて 泣いていたが
涙も ぴたりと 止まった
恐怖も 消え去り わたしは
「わたし」を 取り戻した
全てを 思い出した
何故 こんなことに なったのか
よく 考えた 結果
前回の 食品整理のときと
共通点を 見出した
★睡眠が 足りていない
★極度の疲労
★無理をして
家事をしていたが
本当は 休みたかった
(意に反して 真面目に
動きすぎた)
★とても 空腹だった
★ゆったりとした
自分時間が 持てず
ストレスが たまっていた
何もかも 忘れてしまった状態は
長くは なくて ホッとしたが
もし 長時間 続いたら
間違いなく 入院して
休むように 言われるだろう
入院すると お金がかかるし
わたしだけでなく
家族の 負担も 増える
お弁当や 夕飯は
作れない日が あっても
ヨシとしよう
(家族と家に居たいから)
黙っていて 再び
このようなことがあると
いけないので 後から
ご主人に このことを 話した
外出先で 同じようなことが
起きると 大変なので
スマホの手帳には
クリニックの 診察券を
挟んでおくことに
夕飯もお弁当もブログも
お休みする日も
あるかも 知れないが
ボチボチいくことにする^ ^:
本日の夕飯★
★紅白なます(作り置き)
★豆腐とたまごのおすまし
★蓮根の天ぷら
★サラダ菜とミニトマト
★ほうれん草とちくわのソテー
★玉ねぎとひき肉のオムレツ
本調子ではなく
疲労感が 抜けないので
オムレツは ご主人に
お願いして
わたしは 横になっていた
(それ以外は 作った)
お惣菜や レトルトは
味の濃いものが 多く
あまり 口に合わないから
つい 頑張ってしまうけど
ご主人にも 助けてもらいながら
いけたらなぁと 思う^ ^:
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